密室に閉じ込められています inフィリピン

 

 

 

 

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ロフト部に大まかに床を取り付け(骨組みをしてベニヤ板の手持ちの分を乗っけただけなので半分くらいの面積しか「床」)が無い)、物が無くなってしまわないように急ぎでドアを拵えて取り付けた。
ドアのベニヤは薄く古いものなので釘のアタマで押さえる話にならず、現地の民家の様式などを参考に、竹を針金で括りでベニヤ全体を抑えるというやり方で組み上げた。

 




さらに壁部分と床の工事を進めていると、遊びに来た女の子にロフト内に閉じ込められてしまった…。
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……なーんてね。 紐はそれほどきつく結ばれていなかったので、なんとかして解(ほど)いて脱出できた。
女の子は、私が紐を解いている間じゅう、ずっと笑ってた。

集金カバンが手元にあり、デジカメも持ってきていた日なので、反撃に(?)写真を撮ろうとすると顔を隠してしまった。

 

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ドアと床半分の取り付けが終わったところ。ドアにも斜めに補強を入れて結構頑丈になった。

 

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蝶番なんて文化的なものは持ち合わせていないので、二条撚りにした針金を使った。ベニヤ板はオンボロなので、ドア開閉の摩擦に耐えられるようにブリキで受けることにした。傍に置いてみたのは錐。フィリピンでは、下穴を開けるなんてことはしないので、竹の端なんかにそのまま大きな釘を打って裂けちゃってるというのが散見される。この二階部分の床の竹なんかもそうした仕様。私の増築部分は錐を使ったジャパンクオリティ、ということになる。わははは…。

 

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ドアの取付が終わり、ひとまず供用開始ということで記念に撮影。写っている子は、私の料理を毎回買ってくれる子どもたち


ドアに錠前をつけて利用していったが、来てみると毎回のように油や砂糖なんかが盗まれている…。ドアの隙間や床の張ってないところから手を伸ばして取っていくらしい。…そんなことだからスクウォッターエリアって呼ばれるんだよ!

小物はロフトの奥の方に置くことで対処。

 


 

 

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私を閉じ込めるロコロコ(タガログ語で「いたずら」)したのはこの子。最近、二階に遊びに来たところを撮影。

前回の文末の写真の女の子と合わせていたずらっ子のツートップである。遊びのつもりで調理器具などを取っていたりするので、直ちに業務に支障が出る。あまりに酷いので前回の子を一度捕まえてお尻ペンペンの刑に処したところ、すごい形相で怒って母親に言いつけてやる!と言ってすぐ近くの自宅に戻っていったが、却って母親に大声で怒られてた…。

最近はしなくなったが、この二人は地階や梯子の元なんかにマーキングをする…。
そんなことだからスクウォッターエリアって言われるんだよ! (この子のおばあちゃんなんかは夜だと自宅の前でおしっこしてたりするんだよね。やっぱりスクウォッターエリアなんだろうか、この村…)

 

 

フィリピンの片田舎に閉じ込められています【後編】

床の張り直しを終えた翌週、また青年たちに手伝ってもらって、建物の傾きを直してもらった。
私の方で基礎の周りの掃除、現在の柱の根本の掘り起こし、礎となる石の用意を済ませておいて、4人掛かりくらいなら持ち上がるかと算段して声をかけた。持ち上げてもらっている間に私が石を置き、砂で埋めて水をかけて固めて終了。きちんと水平の床になった。…と思うが隣の家が傾いているのでよくわからない。前回同様にジュースをおごってみんなで飲んだ。

 

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隣の家もひどく傾いている。傾きで低い軒がさらに低くなり、通るときは頭を下げないとぶつけてしまう。最近ようやく傾きの修繕を終え、壁も新しくなった。でも竹張りの壁なので炊事場とテーブルが透けて見える

 

写真は自分の居る2Fから撮ったもの。中央2人の少年は中学2年生と3年生くらいに相当(というのは学校にきちんと行っているかわからないため)。本格的な雨季を前にして屋根の修理の手伝いをしている。きっと日当が出るのだろう。ちなみに大人は1人だった。

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工事に関係のない子供も乗って遊んでいた。

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ロックダウンの大きな影響の一つとして飲食店の閉鎖がある。近い距離で多人数が飲食・会話をするのは、とされたわけだ。飲食業はなにもないローカルな町では主要な部類の産業になると思うのだが、それが封じられ、雇用が無くなった。
どうやらその受け皿として建築現場に人が流れているようで、人件費のダンピングがあったかどうかは私の知るところではないが、フィリピンでは(というか少なくとも私の町では)にわか建築ラッシュとなっている。
私が時々利用していた市場2Fの食堂のおじさんもブロック作りの作業場での仕事にジョブチェンジしており、辺鄙な山の方の道だったのだが偶然通りかかって、手を振って挨拶し合った。家族もいるはずで、家庭を持っている人は大変だなぁ、と独り身の私は思ったものだ。
ところでこのコンクリブロックなのだが、モノによっては子供がチョップするだけで割れてしまうものも存在する。そっと持ち上げたり置いたりしないと割れてしまうのだ。私が出会ったブロックだけがたまたまそうしたものだったと祈りたい。
フィリピンでは4、5階建てくらいなら鉄筋コンクリートの柱を作り、その間にブロックを延々と積み上げているという工法をとっている。マニラで20階以上の建物を同じやり方で建てているのをびっくりして写真に撮ったのだかどこかへいってしまった。
日本を離れている期間が長くなってきて、私はもうどのような工法だったら正しいのか思い出せなくなっている。

 

私もその建築ラッシュに乗っかってというわけでもないが、貸家の入口のドアのうえに空いた空間があるのを見つけ、ロフトっぽい2Fにさらにロフトを作ることを思いついた。面積としては大きくないベッドくらいか。以前に廃墟みたいなところに住んでみたかったと書いたが、すぐにこれは難しいということに気がついた。子どもたちが階下でウンチやオシッコをするためだ。雨で流れないところなので当然臭気が籠もり、とても寝るような所ではない。もちろん口頭注意や貼り紙をしても効果がないことは目に見えている。伝えてウンと言ったところで翌日には忘れているか無かったことかになってしまうし、フィリピンでは至る所で”ここでは立ち小便禁止”という文言が大書きされているが これは”公衆便所はここですよ”くらいの意味しか持ち合わせていない。

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2Fから見下ろしたところ。これでもまだキレイな方で、いつもはこの3倍くらいの量のゴミが落ちている

寝るのは今までどおり浜として、ここの物件は、調理道具の収容に特化させることにした。つまり新ロフトをドア付きのロッカールームにしようというわけだ。なにせ鍵のついた所に物を置いておかないとどんどん無くなってゆくのだ。純粋に悪さをしようという子の他に、ゴミだろうと勘違いして何も考えずに持っていく子(私の持ち物が古い物や見窄(すぼ)らしい物が多いという事情もあるが)、私の気を引こうとして困らせようとする構ってちゃんの子などそのタイプは多岐にわたる。調理器具のメインの大フライパンと釜が無くならなかったのが奇跡的と思えるほどだ。

2Fのメインの方は子どもたちがときどき遊びに入って来ているようなのでドアを設けずに半ば公共のままにしておくことに。

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ロフトの床部分が完成

料理と販売もあるので それが終えたあとの時間を使い、2週間ほどかけてようやく完成。斜めにも材木を配して思ったより頑丈に仕上がった。隣の家のおじさんが通りかかり、「クオリティ!」とのこと(笑)。
竹は現地調達を試みたが、漁村なので成長させて竹のボートを作るのに使うらしく近所の人から断られてしまったため、私の現住の住居のオーナー所有の敷地から切り出して、15分ほどかけて毎回村へ担いで運んだ。右手の支柱2本は、隣の村から20分ちょっとかけて担いできた。ウータンのある友人の支払いが滞っていたので借金のカタに、と頂戴してきた。

 

 

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ぶら下げてあげて、ゴキゲンの少女。3年生くらいかと思ったら小さいけど5年生、と母親の談。もう6年生になるのだが学校の始まりがロックダウンで延期されている

 

フィリピンの片田舎に閉じ込められています【中編】

漁村の方にも週一、二回ドライカレーを売りに行っていたのだが、この“ロックダウン”とやらで、村唯一のまともな(?)娯楽、インターネット店も封じられ、お小遣いの使い途もないだろうと村での販売に力を入れることに。というか私の方も、市場と小学校という売り先を封じられているので必然的に村で売るしかない。
ちなみにこの漁村なのだが、小学校の校長先生と他所でひょっこり会ったときに「スクウォッターエリアで、マリファナを吸ってるんでしょ、あそこ」と言われるほどの所なのだが、ちゃんとハウスナンバー(住所)もあるし、四年ほど出入りしているがマリファナを吸っているなんて見たことも聞いたこともない(タバコを吸っているローティーンならたくさん居る)。

よく買ってくれる子の宅の前で火を起こし調理して販売。週2くらいで店開きしていると、その近所に住む、以前400ペソの借金を背負わせてしまった少女の母親から、親戚が所有している近くの家を500ペソで借りることができるよとのこと。さらに、調理した日の夜は砂浜にマニラペーパー(黄色の模造紙)を敷いて寝ているというのを子どもたちから聞いたのか、その家の玄関に付設されているロフトっぽいスペースなら無料で泊まっていいよ、と言ってくれた。400ペソの支払いはあれ以来なされておらず、無償提供して緩和を図るつもりなのか それとも単純に純粋な お申し出かはわからないが、廃墟みたいなところに住むのが子供の頃からの夢のひとつだったので、ここにきてそれが叶った格好だ。

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貸し出し中の家の外観

とはいっても、柱の老巧化か、それとも砂地であることからの地盤沈下か、明らかに床が傾いている。さらに、竹張りの床も虫食いなどで弱くなった所を誰かが踏み抜いたのかあちこちに穴が空いている。
さっそく次の週、私の自宅オーナー氏の敷地から竹を切ってきて、道具一式も持って修繕に取り掛かることに。
作業を始めようかと準備していると、その家の方に出入りしている青年ら(家は空き家みたいなものなので、持ち主の孫らを中心とした五、六人の青年らの屯する場となっている)が手伝ってやる、無料だ、と手を貸してくれることになった。その一人が竹張りのベッドを持ってきてその表面の竹を近くの子のお父さんも加わって引っ剥がし、ロフト部に転用していく。
ハンマーは計三丁ほどか、足りない青年はやや荒っぽいが石を手に釘を打ち付けっていった。釘もどこの子の親からか 提供されているよう。

 

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私の仕事は無くなり、柱の弱っているロフト部に多くの人員が入らないよう人数の管理をするだけになってしまった。

 

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一時間もしないうちに奥の方を残してすっかり床が仕上がって、お礼に近くのサリサリでコーラをおごることに。800ml入りのは25ペソ。これに私がいつもやっているようにひとつまみの塩とライチジュースの粉、それに水も入れてかさ増ししてみんなで分けた。細長いナイロン袋にジュースを注いでストローで飲むのがフィリピンの方式だ。ソルティライチ味コーラで一同「リーマス(おいしい)!」とのこと。青年らとも仲良くなれてよかった。

フィリピンの片田舎に閉じ込められています【前編】

3月中旬のこと。週に2回ほど行っている市場東の小学校へドライカレーを売りに行くと門前にたくさん居るはずの子どもたちの姿がない。学校向かいのサリサリストア(コンビニの機能をしている小さな商店)で訊いてみるとコロナウィルスのためしばらく休校とのこと。ネットのニュースでコロナウィルスが武漢市を中心に広がっているのは知っていたので、まぁしばらくは仕方がないかと小学校をあとにし、昼時の市場内外と夕方の漁村でなんとか売りさばいた。
2、3日前まではその小学校で、「コロナウィルス」を中国語で書いてとせがまれて、十数人の腕にテキトーに“武漢新型肺炎菌”なんて書いてお金を取って荒稼ぎしていたのだが、この後 数日で事態が急変していくとはこのときは微塵も思っていなかった。

 

次の日。市場2Fの毎日のように利用しているネット店へ入るといつも子供たちで満員の店内が、立ち見の子が二人居るだけ。まぁそれはそうだ、流行り病で休校になったのだから、自宅待機にしているのが順当であり、こんな盛り場みたいな所に出入りしていたのでは本末転倒だ。しばらくネットをしていると、マスクをした二人のポリスが入ってきて、子供に出ていくように促し、店主にもなにか注意していたか。

その次の日も、ポリスが巡回に。子供は居らず、以前のネットのサバゲーをしてギャーギャー騒いでいるのから比べるとずっと快適にネットができるぞなんて思っていた。

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写真はその数日前の市場内・精肉セクションの様子。全て閉店で客は居ないが、これはコロナウィルスとは関係なく、豚が熱を出して3日間の出荷停止とのこと

そして、その翌日。買い物バックを手にいつものように市場へ向かったところ、その外周全てにビニル紐で作られた急拵えの規制線が…。
さらに、迷彩服を着た軍人さんが長い棒を持ってあちこちに仁王立ちをしている。これは只事ではない。規制線を辿ると市場東側に入口が設けられている。市役所あたりからの派遣か、婦人の係員に訊くとやはりコロナウィルスのためとのこと。…マジかよ。
市場へ入るためには 村役場から発行の通行証みたいのが要るよう。外国人である私にはそうした情報みたいのは一切入ってこない。現地の人にしても掲示板や回覧板の類いがあるわけでもなく、口伝えなのだろうか?
とりあえず市場近隣の食料品店などで買い物を済ます。ここ数日、マスクをしている人が増えたなぁ、なんて思っていたが 今日マスクをしていないのは私だけ…。軍人さんに職質をかけられる日も近いか、となる。

そしてその次の日だか、ID(SRRV)を提示してPassSlipという通行証を村役場で発行してもらい市場へ行って買い物。マスクの着用も義務化らしい。しかしネット店の方は当局による規制か、それとも子供がごっそり減ったことで稼働率の低下があったか、閉店。
ネットをしないわけにはいかず(?)、市場からさらに20分くらい歩いた所に、友人の宅があり、ネットを無料でさせてもらおうと算段。時々お好み焼きなんかを作ってあげてるのでそのくらいは問題ない。ギブアンドテイクである。
炎天のもと国道沿いに歩く。長距離バスがお休みになったのは数日前に知っていたが、短距離を結ぶジープも全く見当たらなくなり、国道は閑散としている…。大汗をかいて宅前の門まで着いて呼び出すが、家に居ないとダメだよ! と逆に怒られてしまう始末…。 ポリスにキャッチされるという。 これはかなり本気の規制のようだ。
しかし友人のネットを使えないとなると、自宅近所のコイン式ネット店も一時閉鎖の掲示がなされており、これでは情報遮断である…。
ぐったりして国道を市場まで戻るとその付近で マウンテンバイクの男性二人組がポリスに止められて職質のうえ、BJMP(町単位の拘置所)と書かれた車両に自転車ごと乗せられているところ…。買い物客と近隣住民がその様子を遠巻きに眺めている。二人の男性はマスクをしているため、通行証無しで他市との行き来をしたといったあたりか。うわぁ、本当なんだ、と目を伏せて足早に現場を離れる…。

 

(中編に続く)

 

回想ニホン料理。(最近の料理特集 №2)

今週のお題「うるう年」

 

 

日本からフィリピンに来て、この2月でもう四年。
四年前の2月も閏月だったのですね。

日本は令和の時代に入ったということですが、私はまだ一度も「令和」という文字を手書きしたことがなく、その実感が持てていません。
まぁ、そうした時代に関した実感のなさもフィリピンに来た当初のものと似ていて、ジープやトライセクルから撒き散らされるディーゼルの排煙、あちこちでの立ち小便、密集する番地も付されていないバラック小屋などを目の当たりにして、戦後からいったい何年経っていると思っているんだ…! と のけ反ったものです。

私の出入りしている漁村では、幼年の子が家の前の砂の上で(だいたいは下痢ぎみの)ウンチをして 少しだけ年上のきょうだいが 大きなスコップを抱えて砂に埋めたりする場面に出くわしたりするのだけれど、今となっては私はもうそれをおかしな光景だと思わなくなってしまいました。
あぁ、この人達は一生こうした生活を送るんだ、という諦観と、同時にその「生活」なかに含まれる幸福を思い、また、私も(日本を外れて)そうした中に生きていくんだ、という自嘲と いくぶんダウンサイズされては いるかもしれないけれど その幸福とやらにあやかる、といったとこでしょうか。


今回も思い出したりネットで見かけたりして食べたくなったものを紹介していきます。

 

 


 

 

 【 中華ちまき / 】

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一年目だか二年目だか、首都圏の旧マニラ市街にチャイナタウンがあるというのを フィリピンプライマー誌で目にして足を延ばした。そこで食べたのが肉まんと中華ちまき、どちらも日本のものと遜色ない味で、さすがにこれって自分で作ることできないよなぁ、と検索してみると、なんとかできそうな雰囲気。包みは笹の葉からバナナ葉に現地アレンジ。竹の皮は蒸すと独特の香りが出るのだけど、バナナの葉でもやっぱり何だかいい匂いが出てくる。筍は手に入らないので(季節によっては地元にも出回る、しかしアク抜きが面倒くさそう)、食感のよく似た写真の黄色の具に変更。何かわかるかな?

三角形のは25ペソ、細長いのは10ペソ。子供はなかなか買いづらいので半分に切って5ペソで売ってあげる。

市場での行商では青果売り場の電子秤でキロ単価を「150」と入力し、そうして店員に「ね?25ペソだろ?」 なーんてやって売り込んでいく。しかし私は青果部では傷んだ安売りのバナナか 萎びたセロリやネギしか買わないので(他の多くの野菜は木曜と日曜のテント市の日にまとめ買いする)、貧乏くさいやつの作ったものなど買うものか、ほとんどにおいて見向きもされない。そこら辺のものでも食べてればいいよ、と私もさっさと切り上げる。しばらくあとで、空になった釜を見せびらかしながら凱旋する算段である(捻れた性格だ)。

 

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いま仕事用のノートを見返して数えてみると13の具材と10の調味料が使われている。販売はするのだがもちろん自分でも食べる。食べて毎回、半径数十キロでこれより美味しい料理ってないんだなぁ…、とおいしさとガッカリ感が綯い交ぜになった不思議な気持ちになる。ずいぶん遠くに来ちゃったなぁ…。

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餅米1.2kgくらいが釜に収まるmaxかな?
餅米は普通のお米の2倍の60ペソ。利益率はいいんだけど、これ作るの5時間近くかかるんだよね…。その間立ちっぱなし。売るだけの体力はほとんど残っていない…。誰か代わりに売ってくれないかなーなんて思う。
今までに十数回作っているはず。

 

2019年、マニラへビザ更新に行ったときに、以前のチャイナタウンの店で食べた中華ちまきを、さぁ私の作ったのとどちらがうまいか、と再び食べに行くことに。
しかし食べたのは、醤油の味しかしなくて、ゴマ油も、五香粉も、オイスターソースも入っていないように思われた。焼きおにぎりを餅米で作っただけのようなもので、真ん中に豚角煮が入ってなんとか体裁を保っているに過ぎない。以前の感動は何だったのか? それともレシピが変わったのかな?
握りこぶしくらいの大きさはあったが、売価は60ペソ、計量して換算すると私のものの方が安かった。うまくて安い。余裕で私の勝利。


ちなみに同店の看板メニューは中華ちまきではなくて、肉まんの方である。これは一個22ペソでホカホカ、韮だか香味野菜と筍?も入っててこちらは文句なしにうまい。私も肉まん作りに挑戦してみたことがあったが、具はともかく蒸しても生地がうまく膨らまず。実は二次発酵の必要性を軽くみて省いてた…(ドライイーストを使いだして間もなくだったので)。かなり時間が空いているが、いつの日かリトライしたい。お手製の竹を細く切ったものを釜の中で組んで、きちんと3段くらいにして蒸すので、手間がかかり、収益性については良くないと思う。当面のあいだ 商用は難しそう。

 

 


 

 

ウスターソース/ 】

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お好み焼きを作ろうと思ったときに欠かせないのが、お好み焼きソースである。日本ではどこのスーパーの棚にもあるのだろうが、フィリピンでは日本食料品店と一部のお高めのスーパーにしか置いていない。法外な値段で、とは言いたくないのだが日本の小売価格にさらに50%くらいかそれ以上のせてある。そんな物に手を出していたのでは安いものができあがらないので、自分で作れないものかとネットで検索。こちらの手作りウスターソースの作り方 | お野菜たっぷり らでぃっしゅレシピを参考に作ってみたところまぁまぁ納得のできるものが仕上がった。原料は少しずつ増え、10の野菜、7の果物、21のハーブ&スパイスが現行のレシピである。2時間半ほどかけ一ヶ月で1、2回作ってる。現在主力のドライカレーにはこの自作ウスターソースが投入されるわけだが、消費が激しく、1リットル作っていたところを2リットルに、直近は3リットルを一度に作った。

 

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まぁ熟成はしていないので、言ってみれば、具材を塩と砂糖と酢で軽く煮たなんちゃってウスターソースである。以前はシール性のある蓋の瓶に入れていたが、常温でも傷まないようなので非気密の数百mlの大瓶に入れることにした。
このソース、誰か高く買ってくれねーかなー、なんて夢想している。
一応60〜70ペソ(250ml)を想定している。 まだ紹介が追いついていないが、カレーの方は「ビンカレー」として同じような価格・容量で既に販路を開いている。

 

カレーライスにウスターソースをかけると もう少しおいしくなるよ、というのは、私が父から習った数少ないことの一つである。また、土日なんかに、母が作ってくれたドライカレーには確かハウス食品のレシピに従ったのだろうが、レーズンとバナナ、ときどきはパイナップルが入っており、これらの果物は、今の私のドライカレーを支えている。

 

 


 

 

【 ちらし寿司/ 】

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行商をしていると日本や日本食に興味のある人が結構多いことがわかった。

隣市の巨大ショッピングモール内のスーパーでも「カリフォルニア・マキ」というのが置いてあり ハナシの種に、と買ってみるとそこでの巻き寿司にはなんと酢が入っていない…(!)。 もちろん お味の方は寿司とは程遠い。なぜか原料欄に「バラン」…。確かにパック内には使われているけど…。 ちなみに日本のスーパーではパック寿司は黒色や金色なんかでプリントされたゴージャス感のあるパックを使われているがこちらでは日本食材店にての取り扱いがほんの少しあるだけ。商社の人、ビジネスチャンスですよ〜。

同モール内に日本食レストランのチェーン店があったりする(「tokyotokyo」の検索結果)。
寿司はもちろんシーフードの具が乗ったり巻かれていたりするものだが(こんなことを念押しすることなど日本では無いだろう)、こちらでは主役を張っているのはカニカマで、他に一番シーフード寄りなのは橙色のプチプチ。これも何の魚の卵かわからず、コピー食品である公算がすこぶる高い。お金をドブに捨てるようなものなのでまだ買っていない。


さて、そのモールにて板海苔が売られていたので値は張るが買ってみることに。10枚入りで127ペソ。ハングルにひらがなが添えられているがもちろん韓国の製品。
少量で巻き寿司を試作して村や市場で売ってみたところ、話には聞いていたがこれが、ということなのかまぁまぁの売れ行き。
しかし板海苔の消耗が激しく、多くの利益を得るのは難しいよう。サーブ量も少なくなっちゃうし。

そこで、今回のちらし寿司となった。ちょっと贅沢品の?シーチキンも入れてある(後にこれも自作可能ということが判明、ネットは何でもあるな)。日本料理・中華料理に欠かせない干し椎茸は、前日に人参と甘くどく煮込んだ。干しエビもあるような無いような。絹さやは色よく塩茹で、卵はフィリピン人向けに砂糖を多めに入れた。

フィリピンは長粒種が主流なのだが、ジャポニカ米は餅米と同様に その倍する。そうした事もあって高めの値付け。いつもドライカレーやチャーハンを1サーブ25ペソのところを、今回のちらし寿司は35ペソとして売った。
いつも買ってくれる精肉店や美容院などはだいたい買ってくれた。日頃のメニューがしっかりしていると、新メニューを投入しても この日本人の作るものだから大きくハズレを引くこともないだろう、となる(といいな)。

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部屋に2つあるベッドの片方をお片付けしてそこにマニラペーパーを敷いて、12枚の紙皿を並べた。酢飯のあとに具を載せていくが、冷めても問題ないので、いつものようにせかせか作業しなくてもよく、早めに始めてダラダラやればいいので、その分 気持ち的にはラクだった。
販売は昼のみで9食、自家消費で昼に1食。2皿余ってしまったが、それだけを夕方に村へ売りに行くのは面倒だったので、夕食に食べることに。フィリピンの人はおやつをよく食べるので三食の量は控えめである。なので私の料理の盛りも控えめ、夕食で普通に2皿たいらげた。

 

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2019年にマニラへ行った際にチャイナタウンで別メーカーの海苔を100ペソで売っているのを見つけた。その後さらに韓国食材店でその海苔が85ペソで売られているのを見つけ買い入れた。

いま写真を見ていると、また作ってみたくなってきた。雨季は6月にやってくるというので、開封するならそれまでに使い切らなければならない。ーーというのはあるんだけど、昨年は梅雨時でも開封の海苔にカビが生えたりということはなかった。ガスで炙れば湿気も飛んで香りも出るし。

また、あまり単一のメニューだと飽きが来るので板海苔を使った他のメニューを開発したいな。

ここでの「飽きが来る」というのはお客さんが、というのもあるかもしれないけど、「私」が「作ったり食べたりするのが」飽きが来る、という意味合い。

 

私が食べたいものを作って、私が食べたいものを売る――。

日本では消費者目線でのビジネスを、なんて言われて久しいけれど、売る側目線での商品開発がまだまだ通用する修羅の国、フィリピン。

 

 

 

 

 

回想ニホン料理。(最近の料理特集 №1)

 今週のお題「元気の秘訣」

 

ふと思い出したりして食べたくなったものを、ネットで作り方を調べたりして作っていくーー。
今回はそうして作られた祖国日本の料理を直近のものから紹介していきます。(砂糖・塩・油たっぷりのフィリピーノ・フードだと不健康だからねー)

 

 


 

 

【 焼き芋 1/13 】
畑の枯れ草を燃やしたときに出た灰を見て、これは焼き芋ができるのでは?と、トライ。実家は米農家だったので秋に籾殻の燃えカスで焼き芋を作ったりしてたんだよね。
ホクホクの上々の仕上がり。野良仕事の最後においしくいただきました。

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以下はメイキングの様子。


先日枯れ草を刈っていたら、全く不なりだと思って放っておいたカボチャが草の中から2つも出てきて、それも一緒に焼くことに。(かぼちゃの方が水分が多いようでその分温度の通りが良すぎたのか少し焦げてしまった。)f:id:taippii:20200131162319j:plain

最近芋の価格が20ペソ(50円弱)/㌔と下落していることもあり、1.5㌔買い込んだ。似たような太さのものを選んでアルミ箔に包んでいく。アルミ箔は中国からの輸入品が主。物価の安いフィリピンにしては、やや割高感あり。

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枯れ草だけではすぐ燃え尽きてしまうので、熱を蓄えた方が良いかと石を据えてみた。

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風向きを見ながら火の世話。あまり他の作業に集中できなかった。

写真では全貌が掴みにくいが、現在私の借りている畑はコンビニ店内2つ分くらいの面積か。最近ようやくトマトがコンスタントに一日2個穫れるようになった。甘くてうまい。
ここに至るまで、人は入る(ナスやトマトの実が盗まれる)、鶏は入る(発芽してすぐの苗を啄まれる)、水牛は入る(収穫間近のトウモロコシが根こそぎ全て食べられる)、犬は入る(踏み荒らしてウンチ)、ヤギ(葉や新芽をムシャ〜)は入るで多くの野菜やその苗がダメになった。2月でフィリピン4年目、長かったと感慨深い。

 

 


 

 

【 フルーツピザ  12/21 & 1/13 】

大学は愛知県の山の方だったのだが、同県に高校時代の友人も進学しており、たまに名古屋の方にお誘いがあって、遊びに出ていったりしていた。大須の方に、今まだあるかわからないが、ピザかイタリアンか食べ放題のお店があり、確か千円くらいで安かったので一緒に何度か足を運んだ。そのことを何かの折に思い出して、またあの店で食べたカスタードの上にフルーツがあしらわれたピザを食べれないか、と情報収集を始めた。
2019年なかごろには、カレーに凝り始めてからの「ナン」の学習を経由?してピザ生地というのを、少なくとも自分が満足できるくらいには作れるようになっていたので(試行を重ね、焼き方・素材を工夫してアルミ製中華鍋でうまく焼けるようになった)、あとはカスタードクリームのみである。これもネットでラクラクに再現。
大須のカスタードピザには、キウイフルーツが乗っていたような朧げな記憶があるので、それも付けたい。しかしカスタードの甘さと、キウイの酸っぱさが喧嘩してしまう気がしたので、キウイを缶詰フルーツのように糖漬けにしてはどうかとまたもや検索。
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12/21が今住んでいる町に来て初期の頃に知り合った少女の誕生日なのでその前日だかに漬け込んで、できあがったピザの半分をプレゼントした。その子の従姉妹は毎年誕生日パーティがあるのにその子は男親しか居ないためか催されないので、かわいそうで毎年お好み焼きを差し入れしている。
1スライスの先端はカスタードが塗ってない。その代わりにカラマンシー(カボスの上位互換。以前紹介したかな?)果汁を垂らしてある。ピザ生地がおいしいので、それだけでもかなりいける。
近所の友達と分けて食べたよう、英語でデリシャス、とのこと。

 

成功をよいことに商用に乗せる。
1スライスを20ペソで、それを3分の1したものを子供向けに5ペソで売っていく。
焼きたての方が断然おいしいので、今回は特別にいつもよく買ってくれる村の子の家の前(7/14)に出張調理。火加減と時間が難しいのだが、よくできた方か。十数人の子供がその調理の様子を見守って(いや、いろいろ触ったりするので「見守って」はおかしいか)いたが、一番初めに買って食べた子が「おいしい!」というのを聞くと我先にと5ペソ硬貨を出して買っていった。自身の味確認用の1ピースを残して、ものの数分で完売。(※仮に彼らの親の日給が300ペソだとすると、5ペソその60分の1なので、日本に居て日給が9000円だとすると5ペソは150円くらいに相当する)

赤いのは枸杞の実。カボチャの種も皮を割ってあしらってみた。

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センターのは自分の畑から摘んできた唐辛子の芽先。以前に市場で枝葉が売られており、訊けば食用とのことだった。調べてみると、微量の毒が含まれており1キログラムだか食べると死んじゃうとのこと。1キログラムも食べると別の理由で体を悪くすると思うけどね。過去のカレーにもアクセントとして配されている

 

 


 

 

【 シーフードラーメン 12/19 】

( ワイ、フィリピンで少女を借金漬けにしてしまう の巻 )

 

クリスマスに返すというので、10月くらいから子どもたちにツケで料理を売ることにした。そのうちの一人、前年にきちんと返してくれた実績のある少女にどんどん借金を許していると、いつの間にか成人の一日分の給料くらいになってしまった。薄々こうなるかと思っていたが、クリスマス時期が来ても返す素振りはなく、近所でも噂になったのか、父親にまで話が行ってしまった(当たり前である)。村は漁村なので、父親も漁師であり、明日、獲れたカニをくれるとのこと。そうして翌朝に川岸でエビと合わせ数匹くれた。

帰宅して朝食として調理。出汁は甲殻類から出るだろうと踏んで、塩と五香粉だけで味付けして食べた。

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いつもは半生の麺であるエッグヌードルというやつを使うことが多いのだが、急な話だったのでそれが無く、即席麺で食べた。

エッグヌードルというのは茹で方を間違えなければ、それだけでかなりおいしいが、のびやすいのが難点か。

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村には量りのある出荷の中継基地のような家が2、3件ありそこの量りを借りて重さを計っておいて、市場で似たようなサイズのカニの値段を調べて借金総額から差し引いた。まだ数回は食べれそうである。

 

 

 


(( ※クリスマス前から連日のようにドライカレーやお好み焼きの行商をしていたので、ブログの更新が滞ってしまいました ))

 

黒米を使ってカレーライス inフィリピン

バギオにて赤米と黒米を買ってあったので、先日の赤米に続いて黒米を使っての「合いメシ」カレーを作ってみました。

 

 

 


 

 

 

洗米していて気付いたのだが、この黒米だと何か異物が入っていたときに全くわからない…。
フィリピンの米にはいろいろなものが入っている。雑穀の実、虫の糞、髪の毛、小石、ビニール繊維。輸入の等外レーズンほどの酷さではないが、特に小石なんかは食べる時に噛んでしまうと一発で歯がもっていかれる…。挽肉に混ざった骨なんかはどうしようも術がないが、お米に混じった小石なら洗米のときになんとか取り除くことができる。歯の健康は生活の質にかなり影響をしてくるので、細心の注意を払っているのだが、今回の黒米では目視して取り避けることがほぼ不可能である。あとは何も入っていないことを祈るしかない。

具材としては 黒米の他にはバギオっぽい要素はないのでただの「平野部カレー」である。少し前から試したいな、と思っていた腸詰めソーセージロンガニサを思い出し、市場内の行きつけの精肉店で値段を訊くと、短めではあるが一本10ペソとお手頃な値段。二本買って帰った。

ここ一週間、玉ねぎの供給が珍しく途絶えており、どこの野菜商も取り扱っていない。少なめのレッドオニオンとなった。その代わりに、人参と茄子を多め、アサフェティダを初めて投入。玉ねぎの腐ったような匂いだが、油で熱すると良い香りになるとのこと。玉ねぎの代替品となるかどうか。

そうしてできたカレーがこちら ↓ ↓ ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ロンガニサを初めて食べたのだが、おいしい…。これはギョーザの味である。ジューシーな挽肉に黒胡椒、多めのニンニク、フィリピンということで砂糖も入っている気がする。これが一個10ペソだと…?
マニラに行くということで最近 プライマー誌をめくっていたのだが、日本食の一食が300〜500ペソというのだから、それがバカらしく思えてきた。
餃子を皮から手作りしたことがあるが、3時間ほどはかかったはずで、そこから見てもこれが10ペソで食べられるというのは価値が高い…。
一日か二日で売り切っていくはずで、以前紹介した真っ赤なウインナー(市場内でホットプレートで揚げたり焼かれたりして一本10ペソで売られている)のような着色料もおかしな添加物も入っていないはず。フィリピン三年目にして初めて口にし、これからは時々買うことを検討。

ついでに原価を計算して確かめてみると、このカレー一皿で48ペソ。
内訳は二種類のライスで7ペソ、二種類のマメで3ペソ。ピクルスは4ペソくらいか? フルーツは3ペソくらい。パッションフルーツは畑からなのでタダ。カレーは17ペソ。これにロンガニサが10ペソ。他のトッピングで4ペソ。合計で48ペソとなる。
ラーメン20ペソちょっと、焼きそば25ペソ、スパゲティ15ペソ、チャーハン25ペソ、といった感じなので(すべて自炊の値段)、それから比べるとやや割高か。それともロンガニサのお代が込みになっているので、それを引けば まぁまぁか。

ちなみに、外食をすると 道端や市場内での簡易食堂では30〜50ペソ。ハンバーガーチェーンのジョリビーや中華レストランチェーンのチョーキンなんかで食事をすると80〜200ペソくらいか。マニラの日本食レストランでは300〜500ペソとそこらへんの食堂の10倍するわけだが、日本円に換算すると600〜1000円ほどなので、決してボッタクっているわけではない。

ランプータンはカッティングして盛り付けたが、切って食べるのとそのまま食べるのとでは おいしさがまるで違う。そのままだと種から実が離れにくくて、食べにくいんだよね。切って食べると果汁が一気に口に広がるのでおいしい。ラカタン(バナナ)との相性も抜群。また、パッションフルーツの果汁ロンガニサをちょんと付けて食べるとさっぱりして最高。

久々にピクルスも作ってみたのだけれど、マンゴスチンパウダーチャイマサラパウダーを入れて、おいしー!

 

今回もカレーより、肉類や副菜の方がおいしいという結果に…。

 

 

 

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少し赤っぽいけど黒米です。ひよこ豆金時豆も一緒に炊飯



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よく考えたら、地場産の茄子・輸入のリンゴ以外はバギオかその周辺の山間地から来るんだよね。



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アサフェティダ [ 129peso ] フタはスライド式。口をカッターで切って開けた。たいへん匂いがキツく、容器をさらに別の容器に入れても臭ってくると聞いているんですが こんなガバガバで大丈夫ですかね…。

 

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パッションフルーツは自分の畑で取れたもの。昨年は小学校の菜園で作ったのだけど、イタズラっ子の横行でほとんど私の口に入らなかった。今年はかなり大玉の仕上がり

 

 

 

 

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