最近の「カレー inフィリピン」 Part4

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瓶詰めカレーを蓋の保護のためナイロンを一枚かませて作成。
フライパンにこびり付いたカレーを落とすため、玉ねぎスライスとセロリとチキンパウダーと塩を足してカレースープにした。カレーよりこっちの方がおいしい。なぜだ。
一度うまみを凝縮しているからか?(6/27)

 

 


 

 

市場へドライカレーを売りに行く。

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細かいツブツブはセロリシーズ。

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やはりまたたくさん売れ残ってしまい、夕方の村へ。
市場近く知人の家で冷蔵庫に入れさせてもらい夕方まで保冷。少し冷たいままでも、食べてみると これはこれでおいしく、再加熱せずに村に投入。雨季で手持ちが薄くなってきた薪の節約にもなる。

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ウケはよく、今回もおかわりしてくれる子が複数出た。

勘定のコインの下の紙片はウータン(借金)メモ。総額で300ペソにもなる。根気よく順次取り立てている。(7/1)

 

 


 

 

フレッシュのピヤスと採れたての白キノコをご飯と一緒に炊き込む。添えられている唐辛子も私の畑で採れたものなので「地元カレー」?

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 ピヤスは香りはとってもフルーティだが、世界一酸っぱい果物のように思う(検索 断面が星型のスターフルーツも似たような味かな。成分としてはリンゴ酸・クエン酸・シュウ酸などが含まれる。
これが酸っぱい果実の代表の梅と違うのは、果肉のほとんどが水分でスイカ並みであること。かぶりつこうものなら強烈な酸味が一気に口の中を襲う。

熱を加えることで、ピヤスの酸味はマイルドになり普通に食べることができる。トッピングは10ヶ月ものの糖漬けピヤス。梅酒みたいになっている。(7/2)

 

 


 

 

隣りの市に買い出しに行ったとき、ハラルの店があったのでチキンカレーを食べに入った。ムスリムな衣装を着た一家族が食事中。店の片隅にはPray Roomがある。一応、異教徒でもお咎めはなかった。

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バギオでも市場の中にハラルフードのお店があり、フィリピンの甘〜いチキンカレーとはうって変わってかなり辛口のカレーを食べることができた。そういえばマニラのバクララン周辺(衣料品などを求めフィリピン全土から買い付けに来る)でもビーフだったか激辛のカレーがあったはずで、ムスリムと激辛カレーはなにか関係がありそう。

値段はバギオでもそうだが通常店よりやや割高。今回は10ペソのライスと、カレーの方は相場より10ペソ高い40ペソというお勘定。(7/3)

 

 


 

 

同日、前回と同じパターンで、フィリピーノの友人宅にフルーツカレーを作りにお邪魔した。
今回拾ったのは、グリーンマンゴーとオクラ。マンゴーの方は小さいものなら20ペソ(40円ちょい)/kgで売られているので一個だけならタダ同然なのだが。フィリピンに来て一年目に食べたグリーンマンゴーは酸っぱくて、よくこんなものを子供が好き好んで食べているなと思っていたのだが、今年子供に貰って食べたのは、少しだけ甘さのあるリンゴに南国風味を足したようなまぁまぁの味。それで、フルーツカレーに登壇となったわけである。一年目のは時期か品種でも違ったのだろうか?
ポテトは友人が朝か昼かに茹でてあったのを数個使うことにした。カレーパウダーも友人のものを使わせてもらう。

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写真には収まっていないが液状のココナッツミルクを初めて使った。地元の市場では30ペソだがここの市場ではやや容量が少ないながらも10ペソで売られている。
いつも食材を使う前には悪くなっていないかよく確かめるのだが、今回それをしたところ、やや酸っぱい匂いが。舐めてみると少しヨーグルト寄りになっている。友人にも味見してもらうが同じ感想である。さぁ困った、使わないでいくか、私はヨーグルトのようになっているなら少し入れてみたい、どうしよう、と友人と相談したところ、カレーを分けて、半分は入れて半分は入れない、という素敵な提案をいただいた。

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そのとおりに、片方はココナッツミルクを買った半量ほど、もう片方にはこれまた友人手持ちのウスターソースを仕上げに混ぜ込んだ。
感想。どちらもウマい。友人もオイシーなーと言ってどちらも食べていた。
辛口だがサイドのブドウの甘さでバクバク食べられる。

f:id:taippii:20190703210645j:plainネットを2時間ほど使わせてもらい、三階共用スペースの広いベランダの長椅子の上で就寝。(7/3)

 

 


 

 

翌日に帰宅、ココナッツミルクを恐る恐る舐めてみるとさらに酸味を増している。これをカレーに使ったらどうなるか知りたい という衝動に抗い難く、またしてもカレーを作ってしまった。その酸味を緩和できるかどうか、甘草をカットして入れてみた。今回も片方はウスターソースで仕上げる。f:id:taippii:20190704195604j:plain

手持ちの餅米が買ってから雨季の中しばらく経っており、味や品質に問題ないかみるため、お米の上にババナ葉を敷き一緒に炊く。

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炊きあがって盛り付けてみると、「合いがけカレー」に いつかネットで見たまさかの「合いライス」!?  一人でテンションが上がる…。

餅米の方にはマサラチャイパウダーと蜜柑皮をトッピング。

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酸味をもろともせず完食。どちらもおいしー!

餅米の方も異常なし。(7/4)