フィリピンから日本へのお土産 わたしのオススメ10選

今週のお題「○○の秋」

 
今週のお題は「過ごしやすい、いい季節」なのか「○○の秋」なのかどちらなのでしょうか?  よくわからないので、それぞれの場合で導入部を考えてみました。好きな方を使ってください。

 

(「過ごしやすい、いい季節」の場合の導入 ↓ )
私が日本に帰国するとしたら、暑くもなく寒くもない毎年9月頃と決めてあります。特に寒い季節になると、西成で野営できなくなるのと、上着がかさばって荷になるので、それは避けなければいけません。
しかし西成三角公園のベンチに連日「空き」ができるとは初めて訪れた十数年前からは想像もできません。いつもはこちらのBOSSのベンチ1〜2週間お世話になっています
お向かいの会社会長のお爺ちゃんに心配されてしまいまして、お金はあるので大丈夫なんです、というのですが、早朝なんかに差し入れをしてくれたりしました(番頭にゆうといたる、と職も紹介されそうになりました)。また来年に来ますと言って挨拶したのだが、2年も空いてしまっています…。 

というわけで、日本に帰るとしたら、買いたいお土産ベスト10を私なりに選んでみました。

 

(「○○の秋」だった場合の導入 ↓  )
去年マニラで買った友達へのお土産の中にハイチュウがあります。f:id:taippii:20191002130053p:plain

森永のライセンスの下、台湾にて生産されたもので漢字は当て字なのか、口偏に海、口偏に「秋」を書いてハイチュウと読ませるようです。そのハイチュウもランクインしている「買いたいお土産ベスト10」、今回は10位 ⇨ 6位の発表です。

 

 

 

【 以下 本編 】

 

 

 

第10位 シニガンスープの素

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シニガン(英名:サンパロック)の実を使った酸味の効いたスープの素です。これから紹介していくお土産のなかでも、これは結構フィリピン度が高いです。その酸味に慣れていない人はおいしいと思わないかもしれません。
食堂でもたまに出している店があるので、十軒くらい回れば当たるはずです(以前にも紹介しましたが、スープは無料で出てくるものなのでシニガンスープください、と言って出てくるものではありません。高そうなレストランにでも入って注文すれば別ですが)。
私も始めはあまりおいしいと思いませんでしたが、今は普通のスープより好きかな。エビか豚肉と白菜を入れるとおいしいです。

 


第9位 ハイチュウ・マンゴー味

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(画像は森永フィリピンのfbよりお借りしてきました。)
ドラッグストアのチェーン店マーキュリードラッグ(28ペソ)か、セブンイレブン(37ペソ)で購入できます。フィリピンで作られているハイチュウはその他にストロベリー・オレンジ・グレープの計4種類。その中でもマンゴー味は南国感があってお土産にぴったりなのではないでしょうか。
冒頭の画像で紹介したように、中華圏のハイチュウも輸入されてフィリピンで売られています。

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↑ 日本の森永のライセンスを得た中国の企業が、タイ輸出向けに作ったハイチュウを、フィリピンはマニラにある韓国食料品店が仕入れて、そこを訪れた日本人(ワタシ)がフィリピン人へのお土産として買う、という図です。 うーん、複雑だ。

今回検索をしてみるとアメリカなどいろいろな国でハイチュウが売られていることがわかりました。キウイ味とバナナ味は食べてみたいです。東南アジアではライチ味がレギュラー化している? 羨ましいです。

 

 

第8位 五香粉・四物

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私としては中華料理をはじめとして、欠かすことのできない五香粉です。日本で買うよりかなりお安くなっています。写真右上のものはたったの10ペソ(20円ちょっと)。
四物はこちらではSIBOTと表記されて売られています。漢方薬として中国などで飲まれているのでしょうか。効用・使い方はお調べください。これも一包10〜15ペソ。物によっては当帰(とうき)・川芎(せんきゅう)・芍薬(しゃくやく)地黄(ぢおう)の四つではないものが入っている気がしますが、私も詳しくないのでよくわかりません。クコの実が何かの代わりに入っているのかな?(買ったすぐはちゃんと赤い色をしていたのですが、日が経って黒くなってしまいました) 画像検索で見比べてみてください。
写真の下の二つはマニラのチャイナタウンで買ったもの。中華っぽい外装になっていますね。まだ使ってないので、マニラに行く前に使ってみねば。
これらを使って四物湯のラーメンを時々作ります。左上のものを一包使ってラーメン2、3杯分のスープを作れるかな。こちらのレシピもいつかご紹介したいと思います。
四物の方はたしか漢方薬の扱いになるので日本へ持ち帰る際は税関で申告が必要だったかと思います。まぁ、自己申告なんだけどね。

 

 

第7位 クリスピーバナナチップ

 私が現在の居住地に来て1〜2年は売られていたのですが、それ以降は見かけなくなってしまいました。画像も検索してみましたが、私の買っていたものは該当なしです。35ペソで50グラムくらい入っていたのかな。
クリスピーバナナチップは、その名の通り 薄めにスライスされたバナナがシナモンと砂糖で味付けされて揚げられています。これがとんでもなくサクサクで軽い食感。バクバク食べてしまいます。いままでのバナナチップは一体なんだったのか、と疑念を覚えるほどのおいしさ。食品というのは、まぁまぁおいしく仕上がったときには、それを追随する者が出てくるものですが、そういった意味では一番最初にそれを作った人の責任は重大です。
バナナはおそらく特別のものを使っているわけではなく、普通のバナナチップもそうですが、クックバナナ(Saba)と呼ばれる火を通すと甘くなるバナナを使っていると思われます。このバナナは普通のバナナより安価で取引されています。日本にいては気付かなかった。
一年目は小学校でも時々ドライカレーを売っていたのですが、料理をしなかった日には、「バナナチップトライ」と称して子供に箸を渡し、1トライ1ペソを取って、このバナナチップを掴ませたりしてました。もちろん子どもたちは箸を使うのは初めてなので四苦八苦して大盛りあがりでした。

今回改めて検索したなかで、フィリピンで食べられる12種類のバナナが紹介されているのを見つけました。この内、私は少なくとも10種類のは食べたことがあると思います。紹介されていない他の種類のバナナも食べたことがあります。それはバギオの市場で売られているもので、かなり大ぶりですが味は日本で食べていたバナナに一番近かったです。
別名カントンバナナとも言われるラタンダンなんかは、近縁種があるのかバナナ商に訊いても、その名ががまちまち…。

 

 

 第6位 ハチミツ

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テント市や普通の公設市場など いろんな所で売られているハチミツです。サイズは350ml(100ペソ)と700ml(200ペソ)の二種類。クラッカー(11包入り46ペソ前後)にかけて食べるのが、シンプルですが一番おいしく頂けるかと思います。
買い方にちょっとしたコツがあるのでご紹介します。多くのテント市では大小二種類ならべて売られていますので、まず小さい方の瓶の値段を訊きます。100ペソだと返答をもらってから、じゃあ大きい方は?と訊くと、本来なら200ペソのところ、150ペソにおまけした値段を言ってくれるので、そこで買いますと言えば、割安で手に入れることができます。いまのところ、3戦3勝です。ただし大瓶は重くて持ち帰ったり使ったりするときにちょっと大変かもしれません。私はいつも小瓶の方に移して使っています。



次回は2〜5位をお届けする予定です。