泣きそう inフィリピン
ゴミから拾った左右色違いの草履を履いていたら、
行きつけの食堂のおばちゃんから新品の草履をプレゼントされた。
なんて優しいんだ、泣きそう。
現地語を少し勉強して、「私は日本からのゴミです」と子供たちに自己紹介したら、
「あなたはゴミじゃない」と、どの子も必死になって否定してくれた。
私はゴミじゃないんだ、泣きそう。
フェイスブックを開設したら、
友達になった とびきりかわいい子から誕生日の項にいいね! をつけられた。
生まれてきてよかったんだ、泣きそう。
1/3 + 1/3 を友達になった子たちに訊ねたら、
一人しか正答できた子はいなかった。
嫌な予感がして中学生と高校生に訊ねると正答できた子は誰もいなかった。
なんて所へ来たんだ、泣きそう。